katsu201jk2006-07-31

展示が終わって、思ったよりも肉体的に疲れていた。先週はほとんど寝ぼけながら過ごしていた。終わったはいいが、部屋が汚い。片付けなくてはと思い、まず普通の部屋に戻すことに専念する。綺麗にはなりなしないが、写真は焼けるようになった。

それから、29日にアーキペラゴで初日を迎えた、「トウキョウノート」 藤田 昌彦の個展を見に行ったのだが・・・
いきなり競艇の話をしてしまった。その日若松競艇場ではSGオーシャンカップの準優勝戦で、藤田さんの好きな、西島義則選手も出ていた。僕が競艇をはじめた頃は西島選手はとくに目立って強いイメージではないが、藤田さんが競艇にはまっていた頃、ちょうど5年ぐらい前はものすごく強かった時期で、なんと史上二人目の偉業、SG3連覇を果たしていた。その頃の「強さ」が鮮烈に残っているのだろう。僕も見てみたかった。その日の西島選手は2着で優出を果たした。
そして、次の日、僕は仕事で品川の方へ行き、6時くらいに終わってしまったので、そのまま平和島へ優勝戦を見に(買いに)行った。西嶋選手は5号艇、内には上瀧和則選手、江口晃生選手とイン巧者が揃い、1号艇の松井繁選手はイン死守!なので進入でインを取りに行くことは難しく、結局早い枠なりの1234/56となった。スタートは内の4艇が好スタート、5、6号艇は半艇身遅れた。そこで西島選手は内の4艇の後ろから絞っていって1Mへ飛び込む。差しに回った上瀧選手に迫るも、ちょっと大回り。でも、そんな走り、根性を見たのは久しぶりだった。1号艇のイン逃げが決まり、結局西島選手は3着、道中2着に浮上もしたが、上瀧選手に差し返され、BSで伸びきられた。しかし猛烈な追い上げは、見事!!もし1-5-2なら、僕は当たっていました。
どんな状況であれ、自力でどうにかする。この姿勢を西島選手に教えられました。だからこそ魅せる走りになるのだろうし、観客も声を挙げたくなる。
トウキョウノートを見に行った際には、作家の藤田さんと是非競艇の話を!
というのは冗談で、ぜひ作品を堪能してください。モノクロで東京を捉えた作品が並んでいます。僕は東京に住んで7年ぐらいで仕事も東京近郊が多いので、撮影された場所は大体分かります。場所性みたいなものをあえて隠さないで、素直に東京にカメラを向けるあたりが「東京」ではなく「トウキョウ」という言葉がふさわしいと思いました。東京という都市の広大さ、過密さは、すごいもので、都市の中へ突っ込んで写真を撮っていく方法や、大きく距離をおいて撮影することで全容を写そうとする方法もあるが、そのどちらでもなく、ふとした拍子に見てしまった、この都市(トウキョウ)の覚書き(ノート)のような作品だと思います。
8/11まで、お早めに!
http://www.archi-pelago.net/gallery_archipelago.html

写真は平和島の食事どころ、はまかぜ3号店、ここのモツ煮丼は一度食べてみてください。