写真展の案内状

katsu201jk2006-06-24

写真展のDMをやっと入稿した。
今回も昨年の個展「Static Velocity」の時と同じデザイナーにデザインを依頼した。今回のデザインのポイントは2点、2人展なので、2人の写真に優劣がつかないように扱うこと。それから、ノートリミングで扱うこと。
僕と福居氏の作品のサイズ(縦横比)が違う。これはデザイナーに言わせれば厄介なことで、収めるのが非常に難しいそうだ。
デザイン案に関しては、僕らの方ではまったく指示はなく、僕らの作品を見てもらったうえで自由にデザインしてもらった。

あらかじめ資料は送っておいて、いざ事務所へ打ち合わせに行くと、ある程度完成されたものが2案あって、一つは写真を大きめに扱ったスタンダードなデザインと、もう一つが今回のDMに決定したデザインだ。
僕と福居氏とデザイナーの3人で、デザイン案や色について話し合い、細かなところを詰めていく。はじめは「かっこいい!!」と思っていても見慣れてくると欲も出て、いろいろなアイデアを試しながら一つの完成形へ。
表面が決まったのが先週ので、平行して宛名面もデザインしていただき、メールで送ってもらい、デザインの決定と文字校正を済ませ終わったのが先週末。
僕の作品はプリント入稿なので、印刷用に気になっていた部分があったので焼き直したのが今週の月曜日。
表面、宛名面のデザインの細かなところまで詰めていただいて、入稿データを受け取ったのが火曜日。その足で印刷所へ。印刷会社の人とポストカード用の紙選び。紙についてもいろいろ教わった。印刷会社の人は大学の先輩なので、そのまま呑みへ。
翌日の水曜日の夜に色校正が上がったので、福居氏と確認。思ったより浅い。紙を変えて、濃度等の指示も出して、再度色校正を出す。翌日の木曜日の夜に2度目の色校正。今度はかなりいい線いった。僕らの「ああしたい、こうして欲しい」を印刷の現場に伝え、適切なアドバイスをくれた。印刷はアナログなのでやってみなければ分からないことが多く、手間をかける。写真のプリントがそうであるように、印刷もまたテストが必要だし、完成形へのベクトルを持つことが必要だ。

DMは自己紹介にアップしました。

毎日寝不足。昨日は明け方05:30まで仕事。写真はスタジオにいた老猫。