丸亀CC

katsu201jk2006-11-27

昨日、丸亀で競艇王チャレンジカップの優勝戦が行なわれた。
優勝は地元のエース三嶌 誠司選手だった。確かSG初優勝!おめでとうございます。地元が勝つSGはいいものですね。

ただ、僕が驚いたのは2着だった中村 有裕選手。レース中終始、1号艇を追っかけていたのはすごかった。通常、競艇では先行する艇の引き波が残るので、後追いの選手は周回を重ねるごとに、離されていくものなのだ。それを喰らいついて離さない。チャンスを狙っていたのはすごいことなんです。三蔦選手もハラハラしたでしょう。
それは、中村選手のモーターが良くて、旋回技術が上手くて、ペラが良いってのは当然なんだけど、リプレイをよく見ると、中村選手は他の選手より、立つのが早い!つまりモンキーターンの体勢のため、ボートの上に立つのが、早いってこと。
勝戦では6コーススタートだったため、大回りの捲り差し航跡だったためもあるのだろうけど、1週2M、2周1Mもそんな風に見えた。多分、あの時のモーターは一旦スピードが落ちると戻しづらい、出足が悪いモーターだったから、多少大回りでも落とさずに回るために、あのターンになったのかもしれない。でもかといって、外から外へ行くのではなく外から内へ切り込む超鋭いターンだったのは見事!!とくに1週2Mで鳥飼選手の内を差して抜けていくシーンは凄かった。
ひょっとして、天才かも!?と思っています。

その真価が問われるのが年末の賞金王決定戦ですね。山崎選手や松井選手など並居る強豪のなか、一発があるとしたら、中村選手かもしれないですね、「勢い」ってのは結構重要だと思いますよ。