katsu201jk2006-10-29

SG全日本選手権(通称ダービー)の優勝戦をTVで観戦。とてもいいレースだった。魚谷智之選手、優勝おめでとうございます。
今回のダービーは準優勝戦から波乱の連続で、福岡競艇場の難しさを思い知った。準優勝線のすべての1着が6コースってのは珍しい。競艇では6コースが一番弱いからだ。
そして、優勝戦は3コースから見事な捲り差しで魚谷選手が優勝した。
魚谷選手といえば、約2年前のSGの優勝戦でフライングを切ってしまい、1年間SG競争に出場停止のペナルティーを受けて、SG戦線から離れてしまった。SGのタイトルに手が届くところまで来たのに、自分のミスで遠ざかってしまった栄冠。本人が一番悔しい思いをして、そこからまた這い上がって来て、もぎ取った今回の優勝。魚谷選手の優勝は偶然でもラッキーでもないと思う。この機会に選手としてもより大きく、さらに強くなるんじゃないかと思う。
僕が競艇をやり始めたのもちょうど2年ぐらい前、初めて平和島で見た魚谷選手は確かに強かった。まだ選手の名前もよく知らない僕にとって、その強さと名前は鮮烈に残っていた。

RAI MODEL 500

katsu201jk2006-10-20

今日、地上波であぶない刑事の映画をやっていた。僕の年齢はまさに「あぶない刑事」世代で、ドラマはよく見ていた。別に熱烈なファンってわけではないのだけど。
今夜の映画「まだまだあぶない刑事」も所謂”アブデカ”の王道で舞台は横浜、柴田恭平は走り、舘ひろしはバイクにまたがって撃ち、浅野温子はコスプレ満載で、ガンアクションあり、カーアクションあり、笑いありで、安心して見られる映画だった。

その劇中の前半に狙撃のシーンがあり、カフェでお茶をしているタカとユージ(主人公)が狙われ、当たりはしないがカフェのテーブルやイスなんかが吹っ飛ぶ、結構な勢いで。その破壊力を見て「いくらアブデカでも、ちょっと派手じゃね?」と思っていたら、劇中のタカの台詞で「大口径の長距離射撃だ!」と言っていた(正確ではないけれど)
そこで、僕はちょっと「おぉ!?」と思った。というのは、世の中に大口径のロングレンジライフルなんてそうそう種類はないからだ。なんて疑問と興味を持ってみていたら、狙撃手のシーンになりライフルも映った。

「!!」このライフルはなんとRAI MODEL 500ではないか!!

なぜ、このライフルの種類がチラッと見ただけで分かったかと言うと、決して僕が銃器マニアだからではない。このライフルは、つまり映画用の小道具としてのライフルは以前に押井守監督の短編映画「.50Woman」に出てきたからだ。日本の映画でRAI MODEL 500を出したのは押井監督が初めてだから、「あぶない刑事」で使われたのは、おそらくは同じモデルガンだろう。納富貴久男氏(銃器特殊効果の第一人者)はあぶない刑事でも押井映画でも仕事しているわけだからね。
再び映画に使われて良かったね、RAI MODEL 500。いや、僕の知らないところでもっと使われているのかも・・・

写真展を見てきました。

katsu201jk2006-10-17

先日、高梨豊さんの写真展「初國」を見に行ってきました。その日はトークショウも催されていて、作家ご本人のお話もいくつか聞けました。
その中で特に面白かったのは、「初國」のシリーズは撮影したら、なるべく早めに現像・プリントすることにしていたそうです。そのときの旅の記憶や雰囲気みたいなものを忘れないうちに。
その話はさらっと終わってしまったのですが、僕は結構感心した。作家によって撮影をしてから、現像・プリント(テストプリント)をする時間ってのは違うと思うが、僕はわりと未現像、未プリントのフィルムを溜めない。なるべくすぐ焼く。特に旅をしているわけではないのだが、撮影データや天気との兼合い、撮影日のルートは面白かったか?いろいろ気になる。ちょっと通常の撮影の仕方とは違うので、データを気にすることも大きい。感覚的ではあるが、撮影しているときの記憶や雰囲気はその後の処理に影響してくるし、それを受け入れている、僕は。

それから、新宿のニコンサロンで藤田満さんの個展[營(イトナミ)の景(ケイ) なおうつくしき田舎町にて2000〜2006]も見に行ってきた。この展示にはどこにも書いていなかったが、作品の全てが密着プリントで製作されている。サイズは11×14くらい。結構大きい。カメラも自作だそうです。点数も結構あって、このサイズで、これだけの量の密着プリント作品を見られる機会はそうそうない。プリントだけではなく撮影も含めて丁寧な仕事だと思った。

若い作家にはよく、「勢いのある写真」を求める人もいると思いますが、丁寧な写真もいいではないか、と思った。別に年齢に関係なく。 

連休最終日!

katsu201jk2006-10-09

公言どおり、撮影に行ってきた。朝5時起床。今日は高井戸の入り口から乗ってみた。最近急速に建設が進んでいる初台の立体交差が狙い。ただし、通過する時に車がいたのでイマイチ、何度かチャレンジしないと無理だな。その後C1内回りに入ると、芝公園あたりで乗用車と二輪車の事故渋滞に嵌まる。朝の空いている時間帯に大きくタイムロス。内回りは通れないので、別のルートを通りながら撮影する。ラジオを聴いていると今度はC1外回りの北の丸トンネル付近で乗用車4台の事故。その頃には先の芝公園の事故は解消されているので、内回りに切り替える。すれ違いざまに事故現場も見た。
連休の最終日とあって、お昼ぐらいには行楽の行き、帰りの車で交通量も多くなりやる気がなくなった。
腹が減ったので、芝浦のパーキングでうどんを食べる。首都高の中でも芝浦のパーキングの食事は比較的にオススメ。後は大黒PAかな。
http://www.shutoko.jp/drivers/p-area/index.html

そろそろ撮影を止めようかと考えていると、大阪の友人が東京に来ていると連絡があって、会うことにする。
出口は幡ヶ谷、これも初台の立体交差狙い。
家についてから少し時間があったので、1回フィルム現像を回す。注文していたマットが届く。その後大阪の友人と食事。昼間から焼肉にビール。休日らしいくって楽しかった。夕方には友人が新幹線で帰ってしまったので、ちょっと一眠り。
20時くらいに起きて、ブックマット製作。1枚失敗するも3点出来た、カッコイイ。
今日は走行距離とカロリーが高い1日だった。さすがに眠い。

あ、そうそう、下関の周年、競帝王決定戦は金子龍介選手のG1初優勝でしたね。おめでとうございます。イン取り合戦が熾烈だったのでチャンスを上手く活かすことが出来て、いいレースでした。5コースだったしね。
それにしても1周2Mの体当たりは無いだろう。寺田千恵選手は大丈夫なのでしょうか?

3連休!!!

katsu201jk2006-10-08

3連休だったみたい。ってのは昨日も今日も仕事していたので、全然休日っぽくない。しかも天気はいいし、撮影日和です。僕の作品は晴天の日の休日をなるべく選んでいるので本当は作品を撮りたかった・・・
明日は行くぞー、走るぞー、撮るぞー!!!
早起きはつらいけど・・・

最近は精力的に新作を作ろうと励んでいます。夏はダレていたので。次の展示はまだ決まっていません。コンペにも挑戦してみようかと思っています。

さて、皆さんはどんな3連休だったのでしょうか?

そういえば、下関の周年、競帝王決定戦の1号艇は寺田千恵選手ですね。女子選手のG1制覇!楽しみです。ほんとに最近の女子選手は強い。これは今の社会の縮図かも。

3℃

katsu201jk2006-10-03

近頃はちょっとフィルム現像のデータを変えて、現像している。もうちょっとプリントのクオリティーをあげたいという希望があって、暗室でのテクニックではなく、ネガを作るところからはじめなくては無理だと思ったからだ。それに僕の写真は基本的にものすごいコントラストのある状況での撮影しているので、プリントはそこそこ難しい。晴天の日にトンネル中から撮っているようなもので、暗い中と、その先の外では露出が3、4段違うと思う。それをなるべく黒く潰れずに、飛ばさずに焼くには結構苦労する。

そこで手始めに、現像液の希釈率と時間を変えて現像してみたのだが、どうも調子が悪い。今まで1:1だったところを1:3まで薄めてみたり、10分のところを20分まで伸ばしてみたり、
でも、どうも僕の思った方向に仕上がらない。ネガが悪いとプリントもする気がおきない。

そこで温度を下げて現像をしてみた。20℃からはじめるところを、17℃からはじめてみた。すると今までとは正反対のネガが出来てきた。こちらの方が僕の作品には合うのでは。今日はベタを取るまでで、まだプリントはしていないが、もしかすると正解かもしれない。

モノクロの技術はいろんな人が様々なやり方をし、独自のデータを持っていると思う。今回思ったのは、以前のプリントでは号数指定紙しかなかったので、ネガ作りは本当に重要だったのだろうと思う。僕がプリントを始めた頃はちょうどマルチグレードが出はじめて、今でも僕はマルチグレードを使っている。暗室作業で変えられる幅が大きいので、「焼きで何とかする」癖がついているのだろう。しかし、根本的にはネガ以上には上手く焼けない、とある人から教わった。確かにその通りだ思う。

倍音の虹

katsu201jk2006-09-08

今日、病院へ行く、骨折のケアで。レントゲンを撮って、医者に見てもらう。もう骨は治っていて、後は間接のリハビリのみ。すぐには治らない。バイクみたいに「パーツ取替え」ってわけにはいかない。
その後、新宿のコニカミノルタにて森下大輔さんの「倍音の虹」を見に行く。http://www.geocities.jp/morisita_daisuke/
http://konicaminolta.jp/about/plaza/schedule/2006september/gallery_b_060905.html
作品1枚1枚も面白いのだが、僕が特に面白いと思ったのは作品の並べ方。よくある展示の仕方としては同じサイズで1列に横並びというやり方。スタンダードである。
ところが森下さんの展示では3段の壁面や2段の壁面、1点のみの壁面と様々あって、キャプション場所も会場の最初とか最後ではなくて効果的。サイズもマットのかけ方も微妙に違う。けどブロックごとにきちんとまとめられていて、ランダムな展示とはまったく違う。
なんというか「まとまらないものは、あえてまとめない」というまとめ方なのだな、と思った。

その会場で、偶然友達と会う。友達といっても人生の先輩である。「ご飯食べた?」「まだ食べてない」ってことで、2人で昼飯、そして昼間からビール!
偶然、突然のビールがとても美味かった。